緑内障

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科緑内障について

緑内障とは

緑内障は、目の奥にある視神経が障害され、見える範囲(視野)が少しずつ欠けていく病気です。視神経は一度傷つくと元に戻らないため、治療では『失った視野を回復させる』よりも、眼圧などの要因を整えて進行を抑える(遅らせる)ことが重要になります。
多くの場合、初期〜中期は自覚症状が乏しく、両眼で見え方を補い合うため、気づかないまま進行することがあります。
健診で眼圧や視神経を指摘された場合は、症状がなくても精密検査をおすすめします。

緑内障の症状

こんな症状はありませんか



シニア男性・スマホ・老眼・視力
  • 視野が狭くなったように感じる
  • 視界が部分的に欠ける、黒く見える部分がある
  • 片目で見ると見えにくい部分がある
  • 健診で眼圧や視神経の異常を指摘された
  • なんとなく見えづらいのに、視力はそれほど落ちていない気がする

これらは緑内障だけでなく別の疾患でも起こり得ますが、緑内障は進行すると元に戻らない視野障害が残るため、早めの検査が大切です。

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科緑内障の原因

10年ほど前まで、日本人の失明の主な原因は『糖尿病網膜症』でした。しかし眼科医療の進歩により、糖尿病網膜症による失明は減少し、現在では緑内障が最も一般的な失明の原因となっています。
緑内障は現在、治癒方法がまだ確立されておらず、基本的には進行を遅らせる(抑える)ことが治療の目的です。
また、自覚症状が現れる頃には進行がかなり進んでいることが一般的で、その段階では治療が制限されるため、失明のリスクが高まります。視界に違和感を感じた場合は早めの受診をおすすめします。
会社や地域の健康診断、眼鏡やコンタクトレンズ処方時の検査も早期発見に有効です。

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科緑内障の検査について

緑内障は『眼圧が高いかどうか』だけで判断できません。
広田眼科では複数の検査を組み合わせ、早期診断と経過観察を行います。

光干渉断層計(OCT)
  • 眼圧検査:眼圧の状態・変動を確認
  • 視野検査:視野欠損の有無や進行度を評価
  • 眼底検査:視神経乳頭の所見を確認 隅角検査:房水の出口(隅角)の状態を確認
  • OCT/FDT等:視神経線維層の変化を精密に捉え、早期の異常や経過を追跡

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科緑内障の治療(点眼・レーザー)

治療の中心は、眼圧や循環などを整えて視神経への負担を減らし、進行を抑えることです。

  • 点眼治療:房水の産生抑制や排出促進などにより眼圧をコントロールします。自己判断で中断すると眼圧が不安定になりやすいため、継続が重要です。
  • レーザー治療:点眼だけでは目標眼圧に届かない場合などに検討します。

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科緑内障手術

点眼やレーザー治療で十分な効果が得られない場合、眼圧をコントロールして視神経への負担を減らすために手術を検討します。広田眼科では病状(緑内障のタイプ・進行度)に応じて術式をご提案します。

線維柱帯切開術(トラベクロトミーマイクロフック)

トラベクロトミーマイクロフックは、細い針金状の器具を使用して線維柱帯を切開します。これは広義の開放隅角緑内障に効果があります。また、白内障手術と併用することが推奨されています。

【合併症】手術直後には、前房出血、一時的な視力低下、眼圧上昇スパイクなどが起こることがあります。

線維柱帯切除術

眼圧を下げるために、薬やレーザー治療が効果的でない場合に行います。眼内から結膜下にバイパス(濾過胞)を作成し、眼圧を下げます。この濾過胞を維持するために、特殊な薬(マイトマイシンC)を使用し、効果が持続するようにします。

【合併症】手術後には、前房出血や一時的な視力低下、進行した白内障、眼瞼下垂、感染症などのリスクがあります。眼圧を管理するために、再縫合や癒着解離などが必要な場合があります。また、稀に手術後に眼内炎や低眼圧による視力低下(低眼圧黄斑症)が発生することがあります。

緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科広田眼科の治療実績

広田眼科では、患者さまの背景や希望を踏まえた医療、十分な説明と納得のうえで進める医療(インフォームドコンセント)を大切にしています。
白内障手術は累計30,000件、硝子体手術は累計3,000件の実績があります。
2025年は総手術件数3,247件、そのうち緑内障手術300件を実施しました。


緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科よくあるご質問(Q&A)

緑内障は治りますか?

緑内障は、傷ついた視神経が元に戻らないため、失われた視野を回復させる治療は難しいのが現状です。その代わり、点眼・レーザー・手術などで眼圧をコントロールし、進行を抑える(遅らせる)ことが可能です。早期に見つけて適切な治療を継続できれば、見え方を保ちながら生活できる可能性が高まります。

自覚症状がないのに『緑内障の疑い』と言われました。受診は必要ですか?

必要です。緑内障は初期〜中期に自覚症状が乏しく、両眼で補ってしまうため、本人が気づかないまま進行することが少なくありません。健診で眼圧や視神経を指摘された段階で詳しい検査を行い、緑内障かどうか、進行の程度、今後のフォロー間隔を決めることが重要です。

点眼はどれくらい大切ですか?うまくさせない日があります。

点眼は緑内障治療の基本です。眼圧を安定して低めに保つことが、視神経への負担を減らすうえで重要です。忘れてしまう、うまく入らない場合は、点眼回数が少ない薬への調整、生活リズムに合わせた時間設定、点眼補助具の利用など工夫できることが多くあります。受診時に具体的に相談してください。

レーザー治療はどんなときに行いますか?

点眼だけでは目標眼圧に届かない、あるいは眼圧の変動が大きいなど、病状に応じて検討します。治療の選択肢は病型や進行度で異なるため、検査結果を踏まえて説明します。

受診を急いだ方がいい症状はありますか?

A. 視野の欠けが急に広がる、急激な視力低下、強い目の痛みや頭痛、吐き気を伴う、強い充血や目やにが増える、といった場合は早めに受診してください。


緑内障手術と治療について|周南市の広田眼科ご相談の目安(受診のすすめ)

緑内障は、気づかないうちに進行することがあります。
健診で指摘された方、視野の違和感がある方、点眼治療中で不安がある方は、早めにご相談ください。

お問い合わせ・診療予約

眼の症状や見え方について、まずはご相談ください

白内障や緑内障など、眼の症状や見え方に関するお悩みは、人によって感じ方や状況が異なります。
気になる症状がありましたら、早めにご相談ください。

当院では、待ち時間短縮のために予約診察を行っています。お電話でのご予約は、ご希望日の2か月前から可能です。

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